社会

なんで勉強しなきゃならないのか~考えてみました②

投稿日:2018年6月7日 更新日:

ほんとに勉強が年収に繋がるのか

前回は、学生時代に勉強を熱心に励むことの経済合理性と、そうではなく経済さえ良ければそれでいいのかと言う人達への自分の理解と日本人の理解を書きました。

最後に投げかけたように、日本と言う国は、また時代はグローバル化によって経済の荒波に飲まれて一人ひとりが経済的に大変厳しい状況を強いられるようになってきています。

前述のツイッターの投稿にもあるように、また統計にも出ているように経済的優位性からいって、その家庭における教育費のいかんによってその後のこどもの年収に影響があることはわかっています。

また、ある一方では教育費によらずとも、親の事業なりを子どもが継承することによる高い年収の維持というのもあるそうです。

そこからいきますと、学生時代に勉強をどんだけしようがしまいが年収には一切関係しないことも分かっています。

ここでは、そういう事例もあることも踏まえながらも、それでもこのグローバル時代に於いて、勉強へのモチベーションを高め維持していくことによって、何が起こるのかを検証してみたいと思います。

勉強だけすればいいのリスク

しかし、よく考えてみれば学校で家庭で勉学に励むことが、即将来の収入になんらかの影響があるのかというとそれも疑問ではある。

前回では、勉強が即将来の経済的優位に関連しているかのようなことを書いていたが、どうやら100%ではなかったみたいです。早計でした。

例えば、大学院を出た学生の約5割が年収200未満であるというデータもあり、大学での学歴が即年収に直結するとも限りません。(TVのドキュメンタリーかなんかで統計出してました)

他には、奨学金の問題もある。

経済的に裕福ではない層の家庭では、子どもの教育費を低く抑える傾向があり、入りたい大学に入れない学生も確かにいる。

その場合奨学金制度を利用することになるのだが、将来への負担を考慮した場合に、必ずしも大学での勉強が奨学金の返済にも困らないだけの年収に繋がるかどうかは分からない。

そうした家庭の場合、ここでの奨学金を利用することが将来への負債という、リスクになってはいけないとも考えられる。

 

これら二つの側面から、学歴と家庭環境とが子どもの将来の年収に直接影響を与えるのかどうかは、多様な側面があることが分かりました。

 

この表題に関して、結論が出るのはまだのようです。結論は次回にまたまとめようと思います。

 

→なんで勉強しなきゃならないのか③





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