以前からどうなんだろうとは思ってたんだけど、小さい子どもや赤ちゃんにテレビ見せるのって害はないんかなと言うこと。
別にどうでもいいと、言う人もそれなりにいると思うんだけど、こないだ妻が幼児教室でそのことについて、話があったと言うんでその話をしてみたいと思います。
いつも付けっぱなしのテレビ
我が家では、いつもテレビをつけっぱなしにしていました。
まるでBGMみたいに、さすがに部屋を出るときは切りますが、基本部屋にいるときはテレビはついています。
でも、ほとんどは見れてないと思います。
家事やらなにやらで、そんな時間はあんまないと思います。
なにやらと言うのは、子どもが結構動きだしてきたんで、目が離せなくなってきたからです。
だから、見たくても見れない番組は録画予約です。
たまに、録画予約し忘れて見逃すこともありますが、基本ふつーにテレビ依存型です。
どうやらテレビは雑音らしい?
妻が幼児教室で聞いてきたところによると、テレビの音は言語の発達に良くないということでした。
なぜか、そこの深いところは聞いてませんが、とにかく今子どもは耳がというか、脳が発展途上らしく、その時期が言語発達にはとても大切な期間らしいのです。
子どもが言語を聞き分けるのに、テレビみたいな雑音が混じって入ると、うまく租借できないのだそうです。
だから、英語のCDの聞き流しなんてのがあるんですかね。
要するに、言語も周波数、つまり音として認識しているわけで、それがテレビの音と混ざってしまうと、音の認識に支障があるわけですね。
あれは、英語の単語や文法を聞いてるわけではなくて、英語を音として認識するためにCDをかけっぱなしにしてるんでしょう。
他にも理由がある
以前、小池龍之介さんの本を読んだんですが、そこで三大煩悩のことが書いてありました。
欲、怒り、迷い、だそうです。
テレビをだらだら見ている行為は、迷いの煩悩を膨らます効果があるんだそうです。
迷いの煩悩が大きくなると、どうなるかと言うと、集中力がなかったり、物忘れが激しくなったり、要するにぼーっとした人間になるのだそうです。
ぜんぜん頭脳明晰ではありません。
逆に暗くて見えてません。
そんな訳で、わたしもテレビは子どもにはあんまり良くないんではないかと実は思ってました。
テレビの音が無くなって気付いたこと
妻はテレビが好きだったんで、抵抗はあったと思いますが、子どもの為にすぐに取り組みました。
そして、家の中はシーンとしました。
子どもの喃語が響いてるだけです。
わたしたち夫婦はこれでも結構会話のある夫婦だと思っていましたが、それでもそんなにいちいち離すことはなくて、水を打ったように静かになりました。
そして、時間の過ぎるのが分からなくなりました。
それまで、わたしたちは何時に何の番組があるから今何時だなとか、そういう時間の認識をしてたんだと思いました。
そういうものが無くなって気付いた事は、時間が過ぎるのがものすごく早いということでした。
何をしてても時間の感覚がないものだから、ペースがわかりません。
でも、お陰で今までなかった時間が出来るようになりました。
なかなか出来なかったこともできます。
それはつまり、テレビに取られていた時間が浮いた訳です。
おかげで、最近は流行の芸能人とか番組がちんぷんかんぷんです。
でも、夫婦の会話は意識して増やすようにしています。でないと、あまりにも静か過ぎて。
その代わり、虫の声が聞こえてきてとても風流だったりもします。